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 就職説明会が近日大学近くのホテルで開かれるらしく、教務にその申込をしてきた。申込ついでに、説明会後の討論会とグループディスカッションに参加しませんかと打診されてしまったので、ついつい断りきれずに承諾した。

 何話せばいいんだよ。わかんねえ。面倒なので素で答えるけども。

 着々と就職の準備を進める周りの人たちと比べて、僕の方はというと現実感のないのが相変わらずで、船医になって世界中を駆け巡りたいと、友達に進路を尋ねられた時答えた。医者じゃないのに。

 まあでもそんな妄想も言ってるうちに叶うかもしれない。医学部じゃねえから船医はムリだが、何らかの方法でゆっくり世界を巡ってたいもんだし、それを職業にしたい。

 ”ゆっくり”っていうのが重要で、今日はボストン、明日はロンドン、お次はバンコクみたいな航空機で世界をひとっ飛びってのは全く心惹かれない。

 最低でも「八十日間世界一周」みたいなスケールでお願いしたいもんだ。言ってるうちになんとなく叶う気がしてきた。多分進路選択は上手くいくだろう。

 もう長いこと(というか今まで)教室から出ないで過ごしてきたけど、胎児がいつまでも母胎に収まっていられないように、学生もいつまでも教室から出ないというわけにはいかない。

 学生時代は、教室外の世界で生きるための訓練としての準備期間でもあるわけだが、僕はほぼ教室と自宅の往復しかしてないわけで、核シェルターの中から核ミサイルの降り注ぐ荒れ地に放り出される気分なのだ。

 まあその前に卒業研究があるよなあ。しかしどうして1年以上先のことを今からやんないといけないんだろうか。1年後俺が何考えてるかなんて、自分でもわからねえよ。

 

2017.1.24 19:32