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 大量の情報処理によって認知機能に過負荷がかかり、健忘症に似た症状を示しているチンパンジーが居た。そのチンパンジーの名はモモ。7歳の女性だ。モモの好物は練乳をこれでもかと垂らしたあまおうイチゴで、福岡県のとある実験施設で飼われている。モモは複数の段階を経ることで、好物のあまおうイチゴが与えられる。(1)よく学ぶ(2)嫌いな飼育員にもヘコヘコ媚びへつらう(3)「今辛くても、我慢をすればいいことがある」と信じる(4)他のチンパンジーとの関係で強いストレスを感じても、決して自暴自棄になってはならない(5)生殖能力がなくなる前に、交尾相手を探すような素振りを飼育員に見せつける(6)指示を待つだけのチンパンジーでなく、自立心の持った独創性のあるチンパンジーだということを飼育員に見せつける。左のような過程を経て、モモはあまおうイチゴを食べることができるのだが、あまりにも膨大な仕事量にモモの脳機能はすっかりパンクしてしまった。今やモモは、日々天井に向けて糞を投げつけることだけに執心している。

 

2017.02.26 19:27